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2022.2.22

2月22日 今日は猫の日 

いつもの本屋に立寄ったら、おもわず題名と表紙の雰囲気に惹かれ一冊の絵本を買ってしまいました。絵本の名は「猫の建築家」。最初のページにこう書いてあります。猫は建築家だった何度か生まれ変わったけれどその度に建築家になる。したがって、いつも「造形」というものを考えている。そして、常に「共生」というものを意識している。彼の一日は、覗き口から外界を眺めることで始まる。

ここから先はきっと哲学的な絵本なんだろうなという気がしました。実際に読み進めていくと、この猫が終始「美」の意味を問い続けています。美とはこういうのだという結論は、最後まで出ていませんでしたがこの絵本を読み終えて「美」について問われた気がしました。
「美」を調べてみると、価値観念、価値認識の一つである。人類において普遍的に存在する観念であり表象であるが、一方では、文化や個人の主観枠を越えて、超越的に概念措定しようとするとき、明確に規定困難であり、それ故、「美」は普遍的な定義はない、とも形容される。と書いてありました。

地球の歴史を見てみると、今の私がここに存在するためには、138億の月日が必要であり何一つ欠けては存在できません。そうすると、物事はすべて偶然に起こっているのではなく、必然的に起こっていることが実感できます。その前提に立つならば、そこには無駄なものは一切なく、すべが無条件の美しさだと考えることができます。 
この猫は何度も建築家に生まれ変わり、その度に美について探し求め楽しんでいるようでした。とても素敵な猫さんでした。