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2017.6.20

永く愛されるもの

CARL・HANSEN&SONからCH23の復刻版が発売されたので見て来ました。私が初めて北欧家具を見たのは、建築を学び始めた頃でした。その当時の建築雑誌には、必ずといっていいほどダイニングには、Yチェアが置いてありました。ウェグナーは、シェーカー家具の影響を受けていたこともあり、とてもシンプルな椅子のデザインが多く、その時代には恐らく違和感を覚える人が多かったのではないかと思います。しかし、現代では飽きられることなく永く愛される椅子として存在しています。飽きられず永く愛されるということは、どの分野においても(音楽・絵画などなど)作り手の信念から生まれる違和感がそうさせるのではないかと思っています。誰もが初めて見聞きしたことが、それもまでの常識や価値観と違うこから生まれる違和感こそが、大切な感覚なのではないか?復刻版CH23の椅子を見ながらそんなことをふと考えた一日でした。