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植物の世界・知性

植物は人間にとって美しさや癒しなどを与えてくれますが、それ以上のものを植物は持っているのではないかと思い学ぶうちに違う側面を見ることが出来ました。
植物は、捕食者(昆虫、草食動物)から逃げ出すことのできない環境で生き残る為に独自の進化を遂げてきました。人間と同じような五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を持ち、さらに15の感覚を持ち、重力を感知する能力や磁場を感じる能力、空気中や地中に含まれる物質を感知する能力などです。また植物はコミュニケーション能力もあると言われており、例えばトマトは、虫に襲われると科学物質を放出して周囲の仲間に危険を知らせます。世界最大級の花を咲かせるショクダイオオコンニャクは、クロバエを花粉の配達人に選び、クロバエの大好きな腐った動物の死骸の臭いを完全にコピーします。こんな臭いにおいさえも植物は真似出来るのです。このように植物は、相手を巧みに操ることのできる並外れた能力を持っています。これらの事実を知ると植物は、人間よりも高度な知性を持つ生命体であることが分かります。
植物は人間の生活になくてはならない存在であり、石油、石炭、天然ガスといった再生不可能なエネルギー資源となっています。また現代医療で使われる薬の有効成分の大半が植物由来のものです。
私がこれまで感じてきた植物への認識は、情緒的であり感性的な部分が多かったのですが、このような事実は私の意識を大きく変えてくれました。道端の雑草や人が介入した観葉植物、大自然の木々などすべての植物において、今までと同じ目線では見られなくなりました。